名古屋発! 町の神さま考

日本の森、モリのニッポン紀行

奈良県

【FATBIKE古社巡礼!】大和國宇陀郡・高角神社二座。

大宇陀の古い町並みに蔵を構える久保本家酒造。村のひとたちはこればかりと勧められて購入したのは「生酛のどぶ」という濁酒。酒瓶を前カゴにしまって近くの高倉山へ。神武天皇が「賊軍」の形勢を望見したという伝承地で、山頂鎮座の境内には聖蹟であることを記した石碑。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國宇陀郡・椋下神社。

近鉄榛原駅北側の住宅街。鳥居内側の社叢の森はかなり大きく、神社の建物はその根本にあるかのよう。石段を上がり境内へ。石垣に囲まれた本殿は高台に鎮座するも木々に隠れ外から姿を拝することはできない。祭神は高倉下命。神武東征時、毒気に当たった天皇を助けた功ある神。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國宇陀郡・丹生神社。

「菟田川之朝原伝承地」鳥居の隣に立つ石碑。紀によると丹生川上朝原で神武天皇が天神地祇をまつったと記されている。ここはその比定地。名産の台杉を横目に坂を上る。境内はひっそりと静かで、樹間から陽光が優しく射し清々しい気分。周囲が緑一色のなか目を引く朱色の本殿。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國宇陀郡・阿紀端辧

倭姫命が天照大神の鎮祭場所を探して各地を巡幸したのは伊勢神宮創建のプレストーリーとして有名だ。都を出立後、宇陀の阿騎野に四年間滞在。鳥居くぐって左側、小川に下りる階段。手水代わりに御手洗川で手を清めた。神明造の本殿に加え、境内全体に感じる神宮に似た空気感。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國忍海郡・葛木坐火雷端卞鷓臓

拝殿で手を合わせてから左の通路を奥へ。柵があるとはいえ土中に開口する横穴は生々しい。六世紀築造の円墳はその名も笛吹神社古墳。右横に鎮座する本殿は古墳を崇めるような位置関係だ。古墳にコーフンして広前に降りると日露戦争の戦利品、ロシア製の大砲が鎮座。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國忍海郡・為志端辧

見上げると空は真っ青。晴天は自転車の旅を楽しむ必須条件だが、西側にそびえる金剛山地から吹き下りる強風に悩まされる。現在は本殿が鎮座し神社の体裁を整える為志端劼世、葛城坐火雷神社に合祀された過去がある。明治四十三年のこと。拝殿左手の石碑がその事蹟を伝える。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城上郡・伊射奈岐端辧

崇神天皇陵前、古墳を伴い城上郡に該当する場所に鎮座の天満宮が有力比定地。一方の大己貴神社はなぜ比定されたのだろう。でも分がないわけではなさそう。大神神社の如く本殿がなく境内にはスギの巨樹や磐座。プリミティブな信仰の宝庫だから?

【FATBIKE古社巡礼!】大和國廣瀬郡・於神社。

「新山古墳の奥の院のような感」とは拝殿掲示の言葉。墳上から北に目を向けると社叢を目印に神社が見える、確かに奥の院。同名の神社を香川でも訪ねた。広陵町に讃岐神社があるのも偶然ではなさそう。香川の於神社近くの鑵子塚古墳では鉄柵越しに石室の闇をのぞいた、懐かしや。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國廣瀬郡・穂雷命端辧

社名からイカヅチの神をまつると思いきや現在の祭神は手力雄命、天照大神に変わっていた。延喜式に官社として名を連ねたのは千年以上前。長〜い時間が経過したわけだから本来の祭神が姿を消したとしても不思議ではない。緩い坂道を上がり境内へ。玉垣越しに眺める遠い山並み。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國廣瀬郡・櫛玉比女命端辧

「古墳祭祀の起源」の看板通り本殿は前方後円墳上に鎮座。参拝後、少し離れて樹木が茂る本殿後方を眺めるも犖妬感瓩呂い泙い舛澄めげずに道路端の木々の隙間をのぞけば盛り土があるような。入口近くの池に氷が張る寒い日。焚き火に手をかざすと温もりにとろけそう。
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ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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お知らせ
2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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