名古屋発! 町の神さま考

日本の森、モリのニッポン紀行

大和国

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城上郡・穴師坐兵主神社。

巻向山中鎮座の穴師坐兵主神社が焼失のため山麓の穴師大兵主神社へ遷座・合祀。穴師とは穴を掘り採鉄するひとの意味らしく、穴師を冠する神社は各地に見られる。相撲神社と蜜柑畑を越えて境内へ。拝殿に参り配布のマスクをいただく。失くしたばかりだった。神恩感謝!

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・下居神社。

山に鎮座する神社でも徒歩で向かう参道とは別に車で行き来できる裏道を設けている神社は多い。しかしここではその道は見当たらないどころか、鳥居をくぐり五百数えるまでは幅1mほどの山道が続いた。拝殿の左右は格子窓で古風な印象。境内から見上げると降り出しそうな曇り空。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・下居神社。

下居のバス停を見つけたので近くの集落に入るも神社らしき建物は見当たらない。倒木に塞がれぬかるんだ道を進むと墓地に出た。神社はさらに先の墓地を見下ろす高台に鎮座。急な石段を上がり参拝。この神明神社が比定されたのはひとえに下居という地名の場所にあるからみたい。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・屋就神命神社。

田んぼのなかに孤島のように浮かぶ団栗山古墳。古墳時代後期の円墳で、朝鮮半島由来の須恵器や馬具などが出土したそうだ。古墳のある場所から飛鳥川沿いに南下すると同じように田んぼのなかにこんもりとした森。多神社の皇子神が鎮座する場所は耳成山を正面に見る特等席。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・小社神命神社。

鬱蒼とした森に朱色の社殿。南側の古事記献上千三百年記念碑からも太安万侶が祭神ということになってはいる。社名はコモリだが社はコソとも読め、大社に対するものならばコゴソとも読めてしまう。コソがつく式内社もあり、新羅の始祖赫居世(ヒョッコセ)が起源との説も。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・姫皇子命神社。

境内後方には多神社の広大な森。姫皇子も神社の近さや社名からすると彌志理都比古の娘という位置付けなのだろう。それにしても同じ皇子をまつる皇子神命神社の鬱蒼とした境内とは対照的に、目立つ社叢はなく整然とした印象。神々の性格ゆえにそうなったのかはいざ知らず。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・皇子神命神社。

鳥居も神社を示す標柱もない。あるのは小さな祠だけ。聞こえるのは鳥たちのさえずり。まつられるのは北側に坐す多神社の皇子。同じく境外に鎮座する姫皇子をまつる神社の整った境内と比べると鬱蒼とした森に皇子のワイルドさを感じる。森にはベンチが置かれ小径が通ずる。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・天香山坐櫛眞命神社。

規模を縮小して行う今年の宵宮。香久山の麓に鎮座する境内に入ると氏子さんたちが神主さんを迎えるために忙しく祭礼の準備をしていた。本来なら露店が出てにぎわうという宵宮だが、ひっそりとして寂しそう。一方、香久山一帯を世界遺産登録に向け動く明るい話題も。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・天香山坐櫛眞命神社。

大和三山のひとつにして万葉歌にも詠まれた香久山。ぬかるんだ道に苦戦するも登り口から山頂の神社まで十分ほど。二つ並んだ板葺きの小祠の祭神は國常立命と高龗神で社名にある櫛眞命ではない。低山だが木の枝が払われた場所からは畝傍山と大和盆地の町並みを遠望。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國十市郡・畝尾都多本神社。

伊邪那岐命が伊邪那美命の死を悲しみ流した涙から生まれた啼澤女命。その命をまつるが故に泣澤の森という。降りしきる雨に全身ずぶ濡れ。偶然にも泣澤の森にいながら自分が泣きたくなるシチュエーションにあるとは。万葉歌にも詠まれた当社に本殿はなく空井戸が御神体。
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ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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