名古屋発! 町の神さま考

日本の森、モリのニッポン紀行

FATBIKE古社巡礼!

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・比賣久波神社。

一ノ鳥居をくぐる前から見えていた島の山古墳の墳丘。堀を挟んで隣り合う古墳と神社の間に漂う濃厚な関係。比賣久波を姫桑として桑葉の神に解釈すればあら不思議、近くの式内社で綾羽・呉羽の織女を祭神とする糸井神社につながる。とすれば古墳の主は機織関係の有力者?

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・倭恩智端辧

鳥居前に自転車を止めると向かい側の池にカモの姿。寒さを気にせず泳ぐ姿とは裏腹に、入口のブロックに身を縮こめて腰掛ける僕。参拝後、右側から本殿鎮座の後方へ。すると幹に稲穂と榊を結わえた木。神木の標? 一方、社名の刻まれた常夜灯も。「二月堂」とは奈良らしい。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・岐多志太端卞鷓臓

焚き火の跡に手をかざせばほんのり熱い。境内を吹き抜ける風にあおられると小さな火が起こった。畑のなかのこんもりとした森。正月を迎えるため拝殿の扉が開いていた。普段は見られない祭神二座の祠二社の前に鏡餅を中心に野菜やお神酒のお供え。お正月はすぐそこだ。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・千代端辧

いつ雪が降ってもおかしくない寒さ。ハンドルを握る指も寒さで感覚がない。道路より高い位置の境内。拝殿手前の狛犬台石、根元の門松と葉牡丹は正月準備完了の合図。春日造の小祠二社がコンクリート塀内に鎮座。覆うものがなく吹きさらしの社。それより千代神社はどっちだ?

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・千代端辧

国道沿いの住宅地に入り本光明寺と隣り合う春日神社。木陰の境内を入り拝殿に参拝。裏手は表とは対照的に朱色の本殿に日射しが当たる。千代神社と考えられる論社のうちの一社で延喜式では城下郡だが元場所は十市郡。洪水でもうひとつの論社、森市神社へ流された。天長期の話。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・千代端辧

国道沿いの住宅地に入り本光明寺と隣り合う春日神社。木陰の境内を入り拝殿に参拝。裏手は表とは対照的に朱色の本殿に日射しが当たる。千代神社と考えられている論社の一社。延喜式では城下郡だが元は十市郡千代郷。洪水でもう一方の論社、森市神社に流された。天長年間の話。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・鏡作坐天照御魂端辧

三種の神器のひとつとして古代人に尊ばれた鏡。権威を象徴したり神の御魂である鏡を作る工房の存在を初めて知った。その名も鏡作郷。郷の中心、鏡作坐天照御魂端劼龍内。大晦日の境内に冷たい風が吹き抜ける。鏡池畔の鏡石は鏡を磨く際に使った鏡製作の生き証人。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡@池坐朝霧黄幡比賣端辧

神社の前に唐古・鍵遺跡史跡公園を訪ねた。銅鐸製作の工房があったり、ヒスイが出土したという一帯は弥生遺跡。指呼の距離にある神社も遺跡とは無関係ではなさそうだ。一方、神社に隣接していた法貴寺の仏像は百済or新羅出身という。ならば社名の姫神も渡来神か。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國城下郡・村屋坐彌富都比賣神社。

一ノ鳥居から二ノ鳥居に差し掛かると鳥居脇に道祖神と刻まれた石を見つけた。境内は古道の中ツ道に沿うことから交通安全を祈願したもののようだ。訪れたのは寒風吹く大晦日。広前で火を焚いていたが参拝客はまばらだ。社名の神は別名三穂津姫命、大物主神の妃神。

【FATBIKE古社巡礼!】大和國高市郡・気吹雷響雷吉野大國栖御魂社二座。

高市郡のトリを務める名神大社だが神社は既に存在せず。社名に二つある雷つながりで雷丘を知り、いまはなき神社代わりに訪ねた。雷交差点角の丘、中央にくびれあり古墳のような丘には歌も。「大君は神にしませば天雲の雷の上に庵りせるかも」人麻呂。
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ブログについて
FATBIKEというタイヤの太い自転車に乗って延喜式内社を訪ねる旅に出ています。屋根神さまから式内社へ。自転車に乗って神社を訪ね、写真を撮りブログを書く、そんな楽しみに浸る毎日です!
管理人紹介
1973年7月生まれ。以前は名古屋や愛知県の屋根神さまを探しては写真に残していたが、2015年に岡谷公二著「神社の起源と古代朝鮮」に触発されて敦賀市の式内白城神社を訪れたことから式内社に関心を持つ。現在は介護の現場で働く傍ら、各地の式内社をFATBIKEに乗って訪ねる日々を送っている。
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2016年8月現在、屋根神さまの残存確認は行っておらず、「市内屋根神所在地一覧」(2006年作成)に掲載されている屋根神さまのうちすでに消滅したお社もあると思われます。今のところ内容を更新する予定はありませんので、屋根神さまを訪ねる際は消滅したお社があることをご承知おきいただいた上で、「参考資料」としてご活用いただければと思います。
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