標柱が立つ民家の傍らで片目が白く濁った子猫が写真を撮る僕を見つめていた。両脇に家が建ち並ぶ参道を進むと岐阜市の保存樹であるシイが濃緑の枝葉を広げる境内へ出た。本殿に手を合わせてから裏手に回るも林から蚊を引き連れてきたようだ。十月というのに蚊の猛攻を受けた。